八戸市中心市街地活性化計画案

三社大祭やえんぶりの効果的活用を促進させる為には
都市計画において街の環境整備が必要不可欠である。
第一に将来どういう街にしたいのか?
 加賀百万石パレードや、京都祇園祭りなどは何万人もの観光客用に桟敷席を設け
お土産付、食事つき、パンフ付で料金をしっかりとって観光事業として
地元に貢献している。
桟敷席は地元土建業に、お土産は地元土産屋に、食事は地元の料理屋に
パンフは観光協会に、それぞれ落ちている。
我が八戸も見習ったらよいのでは?
いたって簡単なことである。
お祭りのコースをセットバックか道路の拡幅もしくは、再開発で
少しずつ車道及び、歩道部分を拡幅して、桟敷席を設けられるようにする。
後は簡単で、それぞれ観光業者にPRすればよい。
現状のコンクリートにビニールシートやパイプいす等では日本一の山車祭りの
もてなしとしては不釣合いである。
なぜ、行政がこのようなことに真剣に取り込まないのか?
   やる気がないの? と思われても仕方がない。
山車作りは長いところで半年、大体3ヶ月以上かかる。
今は前夜祭、後夜祭があり5日間の運行だが、せっかく作った山車を
たくさんの見物人にめいいっぱい広げて、仕掛けも披露して見せてあげたい。
せっかく遠くから来た観光客に小さくただ走っているだけでは申し訳なく感じる。
各町内最低2箇所ぐらいで仕掛けの披露が出来ればたくさんの拍手をもらえる。
小さな子供の引き子でさえ拍手をもらえば元気が出て掛け声をかけ一生懸命綱を引っ張るが、
ただ走るだけでは綱を引っ張るどころか綱に引っ張られているのが見受けられる。
寝ながらつかまっている子供さえいる。
私も小さいときに参加して紀伊国屋文左衛門で最優秀をいただいた時の事をいまでも覚えています。
たくさんの拍手が感動を生み、やる気やがんばる力の元になり、将来の大人を作り上げると思います。
その子供たちのためにも都市の環境整備は必要です。
中心市街地の道路幅は20mは欲しい所です。歩道幅をしっかり確保して桟敷のスペースにする。
文化、伝統は先祖から受け継がれ未来の子供たちに残してやらなければなりません。
中心街で商売している企業は、その重みを感じ、真剣に街づくりを考えてほしいと思います。
自分たちの街は自分たちで創るしかありません。八戸には八戸の街づくりがあります。
他都市のコンサルタントでは金太郎飴になってしまいます。
皆さんもどしどし市長や、市の担当者に意見を言いましょう。
夕張市や大阪府にならないよう、東京都八戸市にならないように。

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