八戸中心街区基本計画概略書

     街づくりはその土地の歴史・文化を無視してはならない。温故知新をふまえて計画、開発すべきである。

     八戸の場合は、お祭りがキーワードになる。三社大祭。えんぶり。

     このお祭りを単に見るだけでなく創る、参加する、観るとさまざまなケースが考えられる。

     創る

  場所が必要。山車小屋をたくさん作る出来れば1箇所が良い。青森のねぶたの里みたいな

  市民病院跡地のおまつり広場に3町内の山車が展示されているが、全然集客効果がない。中心街の活性化に連動されていない。計画の甘さがある。誰が責任取るの?

  創る広さ、駐車場、水、トイレ、

     参加する

  地元の子供たちや、観光客が参加できるようなシステムつくり、簡単な案内所、集合場所やロッカー

     観る

歩道の上にござやビニールシートでは日本一の山車が泣く。

全天候型の桟敷席を設け、食事付、地酒付、お土産付で観光客にお金を落としてもらう仕掛け

 

今年三社大祭期間の観光客は5日間で100万人といわれているが、お通り、お帰りのコースを道路拡張して桟敷席を設けるとこの3倍にはなると思う。経済効果も10倍くらいになるのではないか?今すぐではないが10年後くらいかな?金沢の加賀百万石パレードを参考

お祭り期間は地元の建築業者は大概休みで、昨今建築の仕事がないため桟敷席の工事を毎年発注すればよい。

日本一の山車祭りにする為には、日本一のもてなしの街にしなければならない。都市計画を見直し全市民が一丸となりお祭りで街おこしをする。

それには各町の再開発が検討・実現化を図らなければならない。再開発のメリットを充分説明し住民に協力していただく。たくさんの土地の塊で再開発すると新たな緑地や公園ができ、街中居住や少子化対策にもなる。市は短期間にどんどん公的支援をするべき。積極的に再開発経験者の人材を登用するべき。(今の市には経験者がいない。)

これから計画されるホテルや公共の建物もお祭りのコースを考えた配置計画に市が指導しなければ本当に仕事をしているといえない。お祭りが見れるような階段の設置、2階からの見物が出来るレストラン、ペデストリアンデッキの設置等。ただ仕事を消化するだけなら誰でも出来る。我が郷土八戸を本当によい街にしたければもっとみんなで街のことを考えよう。将来の子供たちの為にも、また自分たちも年寄りになるのだから。

街づくり会社が設立された今、本気でやる気があるのか行政の姿勢に期待する。テナントの導入だけなら採算が合わなくなると退転していく。そのような小手先でなくしっかりと将来の為になる計画をしてもらいたい。高松や金沢の物まねでなく今本当に何が必要なのか?たくさんの意見を吸い上げ成功に導いてほしい。